ねりきり
1年ぶりの一時帰国。猛暑、酷暑、とにかく暑い。汗がしたたるなんて、何年ぶりかしら。それでも久しぶりの帰国は嬉しいもの。
今回の滞在中、とっても楽しみにしていたのが、「和菓子屋さん初体験」。
地元福岡の六本松にある和菓子屋「兎月」さんに無理をお願いし、5日間ほど和菓子作りの作業場を覗かせてもらいました。
職人さんの手作業に惚れ惚れ。丁寧なのに、すごいスピード。ちょっとだけ私もお手伝い(というか、お邪魔)。薯蕷饅頭の生地を小さく分けるだけも四苦八苦。職人さんの手は汚れていないのに、私の手はベトベト。甘酒饅頭の生地を丸めるだけでも、「アレ、丸くなってない。。。」。あんこをヘラで包むなんて遠い話。
それでも沢山、沢山学ぶことありました。
こちら↓が教えて頂いた、ねりきり。
使い慣れない三角棒を使って、職人さんに手伝ってもらいながら見よう見まねで作りました。おみかんを皮を剥くように食べられちゃうんです。作るのも食べるのも楽しくって、ねりきりの世界にハマってしまいそう。
そして、こちらが職人さん作ってくださった他の作品。惚れ惚れです。ずっと眺めていたい。
兎月の師匠様、本当にありがとうございましたm(__)m。
ドーフィネ風ポテトグラタン
Gratin Dauphinois、とてもクリーミーなドーフィネ風ポテトグラタンです。学校で教わったフランス家庭料理の定番。
簡単な料理だけど、チーズを入れる、入れない、ニンニクは?などそれぞれにこだわりがあるのだとか。
ミルクと生クリームを温め、タイム、ベイリーフなどのハーブで香りづけしておきます。
薄くスライスしたポテトを皿に敷き詰め、塩、胡椒、にんにく、ナツメグで味付け、ミルクを注いでオーブンで40分程。
ポテトは、当地ではMaris Piper、Desiree などがお薦め。スライスしたポテトは水にさらしません。
これは、チーズなしの、豆乳2:生クリーム1の割合で作りました。豆乳なんてきっと邪道なのでしょう、でも、ま、いっか。
ウズラのロースト、クリームソース
うずらのロースト、マッシュルームとドライトマトのクリームソースです。
ドライトマトの酸味が、ちょっと濃厚なクリームソースとマッチします。
うずら(Quail)は、料理学校の卒業試験課題の一つでした。
うずらとその他の材料を使って(22種類の決められた材料のうち、18種類以上を使うというルール)、前菜レシピを考案し、調理するというもの。
うずらはスーパーでも簡単に手に入り(1羽2ポンドほど)、とっても美味しいのですが、「あーでもない、こーでもない」と試作・練習で繰り返し食べたため、「しばらく、うずらは見たくもない。。。。」と封印しておりました。
久しぶりに食べたら、うん、美味しかった。
これがそのとき、「うずらのサラダ、シトラスソース」作ったもの(練習の写真)。
ひよこ豆のサラダ
あっさり、さっぱり、ひよこ豆のサラダ。
色とりどりのお野菜と刻んだハーブを加えて、味付けは、シンプルにレモン汁、塩、胡椒。
どっしり肉料理のサイドディッシュにいかがでしょう。
ゴボウとワカメのきんぴら
お弁当によく入っていた、きんぴらごぼう、たまに食べたくなりませんか。
ちょっと前に作った、お稲荷さんの煮汁を再利用。
お醤油も、みりんも、酒も、ここでは高いから煮汁はなるべく捨てません。
今日は、ワカメを加えてみました。.磯がの香りがいいかんじ。
スパニッシュ・トルティーヤ
米国から旅行に来ていた友人に会うべく、急遽一泊マドリッドへ。嬉しい嬉しい久々の再会。
そして、あー、スペインは美味しい。バルでもレストランでも、食べたいもの沢山。
帰国後、気分はスペイン、とりあえず定番ジャガイモのトルティーヤ。
マドリッドいたるところで、うなぎの稚魚らしきものを見かけます。あるものは高く、あるものは安価。ん?なんでこんなに値段が違うの??それもそのはず。
Angulasという本物ウナギ稚魚は高級品。スーパーで見かけるものや、バールのおつまみはGulasというすり身で作ったもどき、カニかまみたいなものでしょうか。でも、これでも、十分美味しいのです。いつか、Angulas を食べてみよう。
中心地Solo近くにある、San Miguel 市場、お気に入り。アレもコレも食べたくなります。