イギリス菓子教室
もうすぐイギリス赴任を終えられる方から、「スコーンとイギリス菓子を習いたい!」とのリクエスト。かしこまりました。THE イギリス菓子ですね。
ちなみにこれは7年目にして初めて登ったロンドン・アイから。
イギリスのお菓子と言えば、ショート・ブレッド。バターたっぷりのクッキーです。どこにでも売っているので、そういえば敢えて作ったことがない。
材料は至ってシンプル。小麦粉:バター:砂糖=3:2:1が基本。
でも、シンプルなものほど、こだわりだすと止まらない。試作に試作(カロリー高いのでキケン)を重ね、やっと自分のなかでオッケーが。
サックサクに仕上がりました。「うわっ、こんなサクサク、食べたことない。」と感想を頂き、ニンマリ。
そして、デザート定番、トライフル。フルーツソース、スポンジ、カスタード、ホイップクリーム、果物が入っておりまして(ゼリーが入ってるものも多い)、スーパーのデザート売り場に必ずあります。私はM&Sのが好き♪ ですが、今日は手作り。
カスタードっておうちで作ると大変。卵黄ばかり3個も4個も使うし。。でも、今回は全卵一個、電子レンジでつくる簡単カスタードをご紹介しました。軽いので、食後でも食べられちゃいます。
<イギリス菓子教室>
・スコーン 4種 (プレーン、レーズン、バナナ&くるみ、チーズor抹茶)
・ショートブレッド 2種 (プレーン、アールグレイ)
・トライフル 〜簡単カスタードのご紹介〜
喜んで頂けて、嬉しかったなぁ。次のご赴任先でもお元気で、お菓子、作りながらイギリス生活を思いだしてくださいね。
麻婆豆腐
たま〜に食べたくなる麻婆豆腐。ふつ〜におうちで作る麻婆豆腐。
なのですが、陳健一さんのレシピを参照!いつも適当に作ってしまう家庭料理なのですが、ちょっとプロのレシピを覗くと、「ふむふむ」それっぽい気分になってきます。
陳さんによると「麻婆豆腐は’焼く’料理」。「へ〜」なんだか意外。なにを焼くかと言うと、ポイントは最後の仕上げ。
肉を炒めて、味つけて、豆腐いれて、水溶き片栗粉でトロミをつける。いつもは「はい、できた」っとここでお皿に盛ってしまうのですが、ここから、サラダ油を回し入れて、強火で鍋底が焦げるほど焼くんですって。
なるほど、確かに仕上がりが違う!
レシピにある細かい調味料は持っていないので、つまりは、いつもの豆板醤、甜麺醤、醤油、酒くらい。しかも陳さんのレシピはだいぶ辛いので我家はNG。なので、味付けはいつもと一緒なのに、ひとつポイントを意識するだけでも、味も見た目もかわるんですねぇ。
ご覧のとおり、家庭で何度となく作る定番メニューばかり。いつもの料理を適当に作りつつも、プロが何を意識しているか、ちょっと知るだけで、定番がひと味もふた味も変わってきます。Dancyuさん、ありがと〜。
大福教室
お教室のお問い合わせを頂いたときに、まずお薦めするのが、大福作り。
ご家庭で簡単にできて、かつ、できたてが美味しいので手作りする価値大。
アジア人以外の方には、あんこは結構ハードルが高いのですが、、(見た目に黒いのがダメ、豆が甘いのが気持ち悪いなどなどの理由で。)、イチゴ大福ならば、イチゴ効果で食べやすい。私はイチゴ大福を白餡で作るので、見た目にも受け入れ安いみたいです。お子様にも大人気。
そして、クルミが手に入りやすいこの国ならではの和菓子、くるみ大福。豆大福の要領で、皮にローストしたクルミを折り込みます。くるみ大福なんて初めて食べたっという声をよく聞きますが、日本人の方にはとくに大好評。
先日、ある企業で日本語を学ぶ生徒さんとその先生がお教室に来て下さいました。イギリス人、スウェーデン人、ロシア人、ドイツ人と生徒さんの国籍も様々。嬉しいですね〜、こうして日本語や日本文化に興味を持って頂いて。
珍しげに、初めて触る「餅」の感触を楽しんでおられました。そうした課外活動の場を設けてくださった日本語の先生にも感謝!
<大福クラスについて>
定番の大福クラスでは大福2種類を作成します。
イチゴ大福:大福生地の中に、白餡、イチゴを包みます。白餡の優しい味とイチゴの酸味が口のなかでとろけます。
くるみ大福:大福生地にクルミを折り込み、粒あんを包みます。香ばしいクルミと粒あんがとっても合います。
クラスでは、イギリスで手に入るお豆を使って、ご家庭でできるあんこの作り方をご説明します。和菓子作りは、あんこがないと始まりません。粒あんなど小豆餡は日系スーパーでも手に入りますが、白餡はありません。でも、バタービーンズで作る白餡、本当に美味しいのでぜひ作って頂きたい。
リクエストベースで開催しています。
べったら漬け
先日、ずっと行きたかった和みキッチン、山野先生の「麹」作り教室に行ってきました。
味噌を作るにも、甘酒を作るにも、この麹が必要。乾燥麹は、日本食材店で手に入らなくもないのですが、高い。。きっと麹が作れれば、色々便利かつ生麹に越したことはないっと! 。
早速、自宅で復習。
やはり手間はかかります。蒸したお米に、麹の素「もやし」を振って、温度管理しながら寝かせること2日間。
ふっわふわの麹、が出来上がっておりました。感動。
そして、その甘酒で大根のべったら漬け。
大根に塩をして、4日間。甘酒に漬け込んで約10日間。ひゅ〜。
なんとか、かんとか、手作り感満載のべったら漬けができました。
大根のいい歯ごたえと、自然な甘さ。
改善点はありですが、初めはこんなかんじかなーっと。
どら焼き
珍しくお天気が続いたロンドン、紅葉も始まって秋真っ盛り。
リージェントパークをお散歩していると、ほら、こんな可愛いもの落ちていました。
栗の季節ですね〜。
秋のお菓子は栗どら焼きをお教室でとりあげようと、大分前から試作に励んでおりました。
どら焼き、とっても材料はシンプルです。でも、シンプルなだけに、奥が深い!職人さんは、使う卵や粉にとってもこだわります。平鍋という銅板でできた専用のひらったい銅板の上でテンポ良く焼いていきます。が、ロンドンでは材料に拘れないし、専用の鍋もないし、家庭にあるフライパンでがんばります。
美味しいどら焼きは、皮だけを食べても美味しいもの。アドバイスを頂きつつ、美味しく焼けるようになりました。