先日、とってもありがたいことに、津田塾大学総合政策学部の新海教授のゼミにて、和菓子を教える機会を頂きました。

新海先生のゼミは「日本の国際化」をテーマにされています。これから海外に出て行く学生さん、何か海外で紹介できる簡単な和菓子が作れたら、どこかで役にたつかも知れない!とご賛同くださいました。

講義は2部構成で1部:和菓子実習、2部:意見交換(Q&A)

ご紹介したのは、わらび饅頭と練切り。

教室に電子レンジを持ち込んだのは私も初めてでしたが、シンプルな材料と道具で、和菓子作ってもらおう!というのが根底にあります。

プヨプヨしたわらび餅を不思議そうに見つめる学生さん。

皆さん、人生初の和菓子作りだったようで、練切りを作る姿は真剣。

先生も学生さんと一緒に、一生懸命作ってくださいました。

海外生活あるあるですが、和食や和菓子など、海外で作るととても喜ばれます、現地の方にも日本人の方にも。どんな分野で海外へ行かれたとしても、留学でもお仕事でも、「食」は共通。知っておいて損はないかなと思っています。そこから話題が広がったり、海外の方へ日本文化の紹介につながれば、とても嬉しいことです。

第2部は、学生さんの質問をベースに、これまでの海外生活や金融機関で働いていた頃の話、海外勤務などの体験をお話しさせて頂きました。学部の2年生がメインということで、これから色々進路を決めて行かれる時期、希望や不安が混在しながらも前に進んでいこうとする真っ直ぐな表情が印象的です。

貴重な機会を頂き、企画してくださった新海教授に大感謝です。何かしら、学生さんのお役に立てたなら幸いです。

また、お教室にも来てくださっている津田塾の卒業生、SJさんがお手伝いに駆けつけてくださり、心強いサポートを頂きました。

ありがとうございました。