フランス人は、本当に、バゲットを手にもって歩いてて、裏切らない、イメージ通りの光景をよく見かけます。

 

毎年、パリではバゲット(フランスパン)のコンクールが開催されています。優勝したお店にはバゲットを一年間、大統領が住むエリゼ宮に卸す権利が与えられるのだとか。とっても名誉なことですね。

グランプリをとったお店に行ってきました。

 2014年 優勝

SARL AUX DELICES DU PALAIS (60 boulevard Brune 14区)

 

 

 

 
2013年 優勝

Au Paradis du Gourmand(156 rue Raymond Losserand 14区)

 

 

 

 

 

2010年 優勝 Le Grenier à Pain (38 rue des Abbesses, 18区)

 

 

 

 

 

 

 

確かに、どこもそれぞれおいしい!皮が香ばしい。味に深みがある。

不思議なのは、これらグランプリをとったお店の他のパンが美味しいかというと、いたって普通。クロワッサンなどは、見かけからしていけてない。そうそう、学校の先生が言ってました。パリのパン屋の80%は、自分のところでクロワッサンを生地から作っていないそうです。冷凍の生地を買って来て、それをお店で焼いているのだとか。確かに、クロワッサンを作るにはパイ生地を折る機械が必要だから、小さいお店では無理なんでしょうね。でも、逆に、バゲットは、パン屋さんのが美味しい!

で、私的にはどのパン屋さんが好きかと言うと、結論、近所の(賞などとったことのない)パン屋さん!なぜか?焼きたてが食べれられるから!ラッキーなことに、そのパン屋さん、夕方にもバゲットが焼き上がります。だから夕方はいつも帰宅途中の人が行列。やっぱり焼きたてが一番おいしい。

バゲットと共に食べたいバター、フランスは乳製品の国。バターが美味しすぎてこれまたキケン。基本、こちらのバターは無塩です。エシレ (Echier) やボルディエ(Bordier)バターが有名ですが、私はこのイズニー(Isigny)のバターにハマりました。。。いや、本当に、あぶない。