甘夏の季節
巣篭もり生活をしていても、季節は着実に進むもの。
友人から、ご実家のお庭になった立派な甘夏を頂きました。
年によって沢山なる年とそうでない年があるそうなのですが、今年は豊作だったとのこと。
もちろん無農薬。わ〜、貴重。皮まで全て堪能したい。
ということで、甘夏しごと。
皮と実を分けて、実のまわりの薄皮をむく。それなりの大仕事。家中が、甘酸っぱい爽やかな香りに満たされて、黙々と手を動かす週末。
・甘夏ピール
内側の薄い皮を取り除き(苦味が強いので)、茹でこぼすこと4回。お砂糖と煮詰めて、乾燥させます。1日置いたら、頃合いをみてお砂糖をまぶして完成。
チョコレートでコーティングしてもゴージャス。
・甘夏ジャム
柑橘の皮にはペクチンが豊富なので、砂糖と煮詰めていけば自然とマーマーレードに。
丁寧にアクを取りながら、コトコト、黄金色になるまで
パンやヨーグルトに入れても、パウンドケーキなどお菓子に入れてもいいですね。
・甘夏カード
もう一つお気に入りなのが、レモンカードならぬ甘夏カード。甘夏の果汁に、砂糖、卵黄と溶かしバターを混ぜて、湯煎でゆっくりとろみをつけていきます。甘すっぱくて、いつまでも舐めたくなります。
・甘夏タルト
ちょっと手間がかかるけど、甘夏尽くしのタルト。サクサクの焼きたてタルトに、ヨーグルト・クリームチーズと甘夏カードの2層仕立て。上に甘夏のシロップ漬けをのせて。
幸せティータイム。甘酸っぱい甘夏カードとクリームチーズは相性抜群。
今年も、甘夏の恵みを存分に楽しませて頂きました。
ごちそうさまです〜。